2012年11月28日水曜日

ムスリム観光客

先程帰宅しましたが、ガイアの夜明けで、外国人観光客を日本にもっと呼び込むための動きをしている人達や会社を特集していました。

その中で、僕の興味を引いたのはムスリム観光客を呼び込む動き。中国からの観光客が激減する中、大阪のミヤコ国際ツーリズムという会社は新たな収入源として確立すべく注力しているとの事。

同社がマレーシアの旅行会社を訪問したところ、やはり日本へ旅行する上で一番の不安材料は食。

そこで同社は大阪のムスリムツアーを企画しようとしたところ、大半のホテルがハラールフードを扱ってくれないという状況。唯一、大阪キャスルホテルが興味を示し、ハラールフード用の調理器具(一切豚肉やお酒に触れないもの)を購入。

次に問題となったのは礼拝場所の確保。映画村が協力依頼に応じたものの、最初に提案されたのが軍艦の模型の前…。その後、事情を説明し、会議室を貸してもらう事に。

その後、様々な調整を経て、漸くマレーシアからの観光客に対し「ハラールツアー」を実現する事が出来た様ですが、その中で反響が予想外に大きかったのが、映画村と果実園だったと。また、当然ながらハラールフードや礼拝場所の確保も準備されていたことに対し、「安心して日本に旅行に行ける」や「日本での旅行がし易くなる」等の感想が寄せられたと。

たこ焼きを自分で焼くプランや半被を着て日本のお祭り気分を味わうこと等もツアーに盛り込まれており、とても参考になりました。

実は、オイルマネーで潤う中東湾岸諸国からの観光客を呼び込む為のビジネスを最近構想始めたので、今日の番組をたまたま、滅多にしかテレビを観ない自分が観たのに縁を感じました。何れにしても頑張ります。

ご参考までに、下記URLをご参照下さい。

中東のイスラム教徒の間で旅行がブーム、観光都市が誘致に乗り出す




イスラーム教徒が旅行で費やす金額は2011年の1,260億米ドル(約10兆円)から2020年には1,920億米ドル(約15兆円)に達すると見込まれているそうです…。ここを僕が攻めない訳にはいかないです。


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