2012年8月26日日曜日

名主の滝公園

昨日は午後の1時に起床し、特に予定がなかったので、北区の「名主の滝公園」に行ってきました。
 
薬医門

北区のHPから抜粋します。

(quote)

 江戸時代の安政年間(1854~1860)に王子村の名主「畑野孫八」が自邸に開いたのが始まりで、“名主の滝”の名前の由来もここから来まし た。庭園として整備されたのは、明治の中頃で、垣内徳三郎という人の所有になってからでした。昭和13年には、株式会社精養軒が買収し、食堂やプールなど が作られ公開され続けてきましたが、昭和20年4月の空襲により焼失し、ようやく東京都によって再公開されるようになったのは昭和35年11月でした。
 武蔵野台地の突端である王子近辺には滝が多く、かつて「王子七滝」と呼ばれる7つの滝がありました。このうち「名主の滝」だけが現存する唯一の滝 となっています。「名主の滝」は、都内でも有数の8メートルの落差を有する男滝(おだき)を中心とする女滝(めだき)・独鈷の滝(どっこのたき)・湧玉の 滝(ゆうぎょくのたき)の4つの滝からなります。名主の滝公園は、これらの滝とケヤキ・エノキ・シイ、そして100本余りのヤマモミジが植えられた斜面を 巧みに利用して自然の風景を取り入れた回遊式庭園です。

(unquote)




しかし、残念なことに、水が流れる滝は一つ(男滝)しかありませんでした。それも20分おき程にしか流れない…。地下水が枯れているからかな?と思いましたが、どうやら全ての滝は揚水式で、節電のためにその様にしているとか…。

水の流れない女滝


水の流れない独鈷滝


マイナスイオンを感じるという意味では良かったですが、滝が流れていない時に片道45分くらいかけて行く程でもなかったと思います。

夏に行かれる方は虫よけスプレー必須です。虫よけスプレーをせずに行った僕は5か所程蚊に刺されました。

では、残りの写真もお楽しみ下さいませ。











男滝





ご興味のある方は下記HPをご参照ください。JR京浜東北線・東京メトロ南北線王子駅より徒歩約10分です。 
 

2012年8月19日日曜日

等々力渓谷

楽しい楽しい夏も残り僅か…。

毎日激務に追われて、休日出勤したり、その結果入院する羽目になったりしていた僕は今年、夏らしいことを殆どしていません。

また、「夏休みって何?」とか「え、お盆って?」 といった感じなので、当然旅行にも行けてません。

そこで、少しでも遠くに旅行した気分を味わいたいと思った為、23区内にマイナスイオンが浴びられる様な場所がないか調べました。そしたら「等々力渓谷」という名の渓谷が東京都世田谷区にありました。

渋谷駅から東横線に乗り、自由が丘で大井町線に 乗り換えて電車に揺られること約5分。等々力駅に到着します。そしてその等々力駅から約2~3分歩くともう等々力渓谷に到着します。

等々力渓谷の公式ホームページに書いてある通り、東京の23区内という都心にありながらまるで別世界のような、静かさと緑にあふれています。しかも、自然に加え、古墳やお寺もあります。

少しでも雰囲気が伝わる様な写真をお見せしたいと思います。




椎児大師堂




日本庭園の広場

日本庭園の湧水近くにあった水たまり。空が反射していて綺麗です。




2012年8月4日土曜日

日本人

お久しぶりです。

先週は人生で初めて入院しました。入院の理由は背中にできた帯状疱疹です。

通常、帯状疱疹は高齢者が免疫力の低下が原因で患う病気の様ですが、僕は職場の人間関係や連日の長時間残業が重度の負担となり、24歳という若さ(?)で患ってしまいました。

入院したことによって、約1年3カ月振りに纏まった自由な時間を頂けたので、読書等を通じて下記の通り、日本人の特殊性について考えてみました。異論のある方は多数いると思いますが…。

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①日本人は子供の頃から道徳という名の儒教を学び、お上の決めたことに従う様、教育されている。

一方、西洋ではキリスト教の思想から神の前で全ての人間は平等。

②日本には山や河川が多い為、古来より個々の村は固有の文化を有していた。文化が異なる上に土地への執着度が高かった為、他の村への異動は困難であり、村の空気を読まざるを得なかった。(退出不可能な社会)

一方、西洋(狩猟採集社会や遊牧社会)では、共同体のルールが気に入らなければ、いつでも他の共同体への異動が可能だった。(退出可能な社会)
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 因みに、うちの会社は上下関係が非常に厳いです。また、他会社との人の流動性が低い為、空気を読まざるを得ません。

僕は米国で育ち、初等教育は現地校、高等教育は国際色の濃い学校で受けた為、斯様な文化にはいつまで経っても馴染むことができません…。